(株)水戸心理・療育センター

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服薬について

January 13, 2017

 あけましておめでとうございます。

 新年初のブログは服薬について書いていきたいと思います。

 

 うつ病や適応障害といった心の問題や発達障害児・者の問題行動に対して、その方が医療機関に通われている場合にお医者様からお薬の服用を勧められることがあります。

 心に関わるお薬ということで、「薬が成長に悪影響を及ぼしてしまうのではないだろうか」、「薬がないとまともな生活がおくれないようになってしまうのではないだろうか」などといった、服薬に抵抗感が強い方も多いのではないでしょうか。実際、私たちのところに来ていただいている方からも、よく「服薬について」ご相談を受けます。

 心や発達の問題に対して使われるお薬は、風邪などの身体の病気に使われるお薬と役割が大きく異なります。

 身体の病気に使われるお薬は、「身体の中の問題を取り除く」ことが目的です。風邪でしたら、身体の中のウイルスや細菌を死滅させるために、抗生物質や免疫力を高めるようなお薬が処方されます。

 一方で、心や発達の問題に使われるお薬は、「頭の中の環境を整える」ことが目的です。例えば、うつ病でしたらSSRIやSNRIに属するお薬が処方されることが多いのですが、こういったお薬は頭の中で情報をやり取りするために使われるセロトニンやノルアドレナリンなどの神経伝達物質を調整するために処方されます。うつ病の方は神経伝達物質のやり取りがうまくいっていない場合が多く、そのせいで正しく物事が考えられずに、なんでも悪い方に物事を判断したり、活動に対する意欲が持てなくなったりしてしまいます。また、発達障害児・者にはコンサータやストラテラといったお薬が処方されることがありますが、こちらは脳内の不注意や多動性、衝動性をコントロールするための部位を活性化させることが期待できます。発達障害児・者にはこの脳の部位の働きが弱い方がおり、そのせいで少しの物音といった刺激や言葉の行き違いといった出来事をきっかけに社会的に望ましくない行動を取ってしまうことがあります。

 このように身体の問題に対して使われるお薬と心の問題に対して使われるお薬とではその目的が大きく異なります。心の問題に対して使われるお薬は、あくまで「頭の中の環境を整える」ことでしっかりと物事を考えたり状況を理解したりすることを手伝ってくれるのです。ですから、心の問題のお薬の場合、身体の問題のお薬のように服薬をして問題がなくなれば服薬を辞めても良いといったものとは異なり、服薬してしっかりと物事を考えたり状況を理解したりできるようになった後の「次の取り組み」が重要なのです。この取り組みこそがカウンセリングや療育支援なのです。しっかりと物事を考えたり、衝動性をコントロールできるように頭の中の環境を整えることで、ご自身が納得できるような生き方を考えたり、発達において積み残した課題を学び直すことがしやすくなるのです。

 もちろん、どなたでも服薬をした方が良いということではなく、服薬をした方がその方にとってメリットが多い方もいればその逆の方もいます。心の問題を抱えたご自身やご家族の服薬についてお悩みの方は、お医者様やカウンセラーによくご相談されることをお勧めします。問題解決のために、今お薬の力を借りた方が良いのであれば、その後の支援方針を含めて納得された上で服薬された方が良いでしょう。

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