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心理学用語集

限局性恐怖症

​(Specific Phobia)

 限局性恐怖症とは、ある特定の状況や対象に対して人よりもずっと恐怖を感じてしまい、日常生活に困難さが表れている症状のことを言います。

 限局性恐怖症は以下の内容によって診断されます。

 

特定の対象や状況に対して著しい恐怖と不安がある

 *子どもの行動としては、泣く、癇癪を起こす、凍りつく、他人に纏い付くなど

 

その恐怖の対象または状況に対していつもすぐに恐怖や不安の反応を見せる

 

その恐怖の対象または状況を積極的に避けている、またはとても強い恐怖や不安を感じながら耐えている

 

その恐怖または不安は、特定の対象や状況によって引き起こされる実際の危険性や社会文化的状況に釣りあわない

 

その恐怖や不安、回避行動は持続的で6ヶ月以上続いている

 

その恐怖や不安、回避行動は臨床的に意味のある苦痛を伴っている、または社会生活に障害を引き起こしている

 

・その障害は広場恐怖症強迫症分離不安症社会不安症などに関係している状況の恐怖や不安、回避行動ではうまく説明できない

 

 恐怖や不安の対象は1つだけに限らず、限局性恐怖症の人の75%が複数の対象や状況(平均で3つ)に対して恐怖や不安を抱えています。恐怖や不安の対象はさまざまですが、代表的なものは以下のものです。

  • 動物(クモや虫、犬など)

  • 自然環境(高所、雷、海、水など)

  • 血液・注射・怪我(注射針や侵襲的な医療処置など)

  • 状況(飛行機やエレベーター、閉所など)

  • その他(窒息や嘔吐につながる状況、子どもでは大きな音やぬいぐるみなど)

 

 恐怖の強さは対象や状況に近づくと強くなり、離れると弱くなりますが、「もしかしたらいるのではないか、そういう状況なのではないか」など考えているだけでも恐怖や不安は起こってきます

 多くの人はその対象や状況から回避する(例:蛇が怖いので森には入らないなど)ことで生活をしています。周りの人からしたら「なんでそこまで?」と言われることも多いと思います。本人も「周りの人は怖くないのに何故私はこんなにも怖いのだろうか?」と自覚していますが、自分でもその恐怖や不安をコントロールすることがなかなかできません

 アジアでの有病率は2〜4%と言われており、特に13〜17歳の時期が最もその症状が起きやすいと言われており、より年齢が高くなると、有病率は下がっていきます。

 

 では何故そんなにも恐怖や不安を感じるようになったか、多くの人は恐怖症の発症理由を思い出すことはできません。この辞書を作っている私も「セミ」に対する著しいまでの恐怖を持っています。小学生まで虫網を振り回してセミを捕まえていたにもかかわらず、いつの間にか「セミ」に対して異常な恐怖・嫌悪感を抱くようになりました。自分でも何故だろうと不思議に思いますが、夏になるとできるだけ外を歩かないようにして毎年過ごしています。このように多くの人は何故その対象に恐怖や不安が起きるようになったのかわからないことが多いのです。

 ただ、一方で中には明らかな出来事からその症状が発展することもあります。例えば、忍たま乱太郎の登場人物である土井先生も恐怖症を抱えている一人です。彼は「ちくわ」に対して著しい恐怖を示しています。原因として語られているのは「ちくわを喉に詰まらせて亡くなってしまったおばあさんを目撃したから」です。このように何かトラウマ的な出来事から恐怖症を発症するケースもあります。それは動物に襲われたり、あるいは誰かが溺れているのを見てしまったりと様々です。

 さらには実体験でないことに対しても恐怖症は起きてくることがあります。これも私の例ですが、サメや海に対する恐怖感があります。何故かというと、幼い頃にサメの映画を観てその映像にショックを受けた後から海(サメ)への恐怖が起きてくるようになりました。今でも底が見える程度の綺麗さがある海で足がつく深さまでしか海に入ることができません。ただ、私はサメに襲われたこともなければ海でサメに遭遇したこともありません。このような実体験ではなくメディアを通じてだけでも恐怖症は起こってくる可能性があります

 

 多くは10歳前後で発症すると言われており、児期や青年期に発症した限局性恐怖症は、その間に良くなったり悪くなったりを繰り返す傾向があります。そして、その後も成人期にまでその症状が続いてしまうとなかなか良くなることは難しいと言われている症状になります。

 

 私のケースも土井先生のケースもそうですが、その恐怖や不安によって日常生活にどの程度障害が起きているのかが重要になります。私は日常生活の中で夏以外には困り感もないので、特に治したいという思いはありませんが、恐怖や不安の対象によっては社会的に治すことが必要になる場合もあるかもしれません。例えば、海外展開している会社の従業員が飛行機恐怖症であれば、海外出張も行かなくてはいけません。海恐怖症の漁師は漁にも出かけられないでしょう。このように恐怖症によって自分の社会生活に支障が出るようであれば恐怖症への対応が必要となります。

​ もし上記のような恐怖症によって日常生活でのお困り感が強いようであれば一度ご相談ください。

出典・参考

・DSM-Ⅴ 精神疾患の診断・統計マニュアル 医学書院 

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・広場恐怖症

・強迫症

・分離不安症

​・社会不安症

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