心理学用語集

アサーショントレーニング

 人の自己表現は3つの種類があります。

 

・受け身型(ノンアサーティブ)

・攻撃型(アグレッシブ)

・自己主張型(アサーティブ)

 

 よくドラえもんの登場人物に例えながら説明されることが多いのですが、「受け身型=のび太」、「攻撃型=ジャイアン」、「自己主張型=しずかちゃん」とすると、小さいお子さんでもイメージがつきやすくなります。

 まず、「受け身型(のび太)」の自己表現ですが、とても卑屈っぽく、愚痴のように聞こえてしまう表現です。例えば、欲しいものがあっても、「僕にも〇〇があればいいのになぁ」とか「あの子ばっかりずるいなぁ。なんで僕にはないのかなぁ」などという自己表現です。強く自己主張できないため、周りの意見に合わせてしまうことも多く、そうなると「なんで僕ばっかり」「僕だけ不公平だ」「みんなが悪いんだ」というように自分が言えないにもかかわらず、周りのせいにしてしまいます。

 次に「攻撃型(ジャイアン)」です。この自己表現は「攻撃型」と表されているように、自分の主張を一番に通します。そのため、周りからは「意地悪な子」「乱暴な子」などと思われてしまいます。欲しいものややりたいことは、周りの子から奪っても手に入れようとするため、すぐに喧嘩腰になってしまいます。大きな声を出したり、手を出してしまったり、ひどい言葉を言って相手を傷つけていることになかなか気づくことができません。自分のルールでしか行動できないためお友達とうまく遊ぶことができません

 この「受け身型(のび太)」と「攻撃型(ジャイアン)」の自己主張の子どもは、お友達と対等に意見を言えないため、どうしてもトラブルが多くなってしまいます。

 反対に、「自己主張型(しずかちゃん)」の自己表現は、自分の意見と相手の意見のどちらもうまく取り入れており、双方が納得できるような主張をします。例えば、欲しいものがあっても「私はこれが欲しいんだけど、これと交換しない?」など自分の主張を伝えた上で、相手の考えも取り入れているため、とても公平な印象を受けます。自分の気持ちも相手の気持ちも大事にしているため、この自己主張型が人間関係を良好に保つための一番良い主張の方法になります。

 

 このように、自分が今はどんな自己表現の型なのかを把握しつつ、「自己主張型(しずかちゃん)」になるためのトレーニングを行うのが、”アサーショントレーニング”になります。

 特に、発達障害のお子さんの中には自己表現が「受け身型」や「攻撃型」のお子さんも多く、他者との人間関係に悩んでいる子もたくさんいます。

 しかし、このような自己表現の方法を学ぶ機会も少ないため、そのまま大人になってしまうケースも多く、そうなると社会人になった時にうまく人間関係を築くことができず、つまづいてしまいます。

 そのため、できるだけ早期の段階で他人と良好な関係を築く自己表現の方法を学んでいく必要があります。

 

出典・参考

・リサM.シャーブ著 上田勢子訳 (2012). 「自尊感情をもたせ、きちんと自己主張できる子を育てる アサーショントレーニング40ー先生と子どもと親のためのワークブックー」 黎明書房

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・発達障害

 

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